<研究概要>
 有機化合物は、多種多様な構造をもっており、その分子構造に由来する高誘電率、電気伝導性、蛍光、生理活性のような多彩な物性や 機能を持っています。このような物性や機能をつかさどる有機化合物の創製には、その合理設計とそれを実践する効率的合成法の開発が求めら れています。我々の研究室では、特に有機活性種カチオンラジカルアニオンカルベンビニリデンを多角的に利用することによって、有機化学の新しいパ ラダイムを構築することを目標にかかげ実践しています。 当研究室では、有機化学の反応論と構造論の双方を重視するとともに、有機金属化学的な手法(遷移金属による活性種の準安定化と触媒機能制御)と理論計算を積極的に組み込んだアプローチによって、活性種の反応性を自在に制御した高選択的合成反応の開発と機能性物質の創製に取組んでいます。また、これらの研究を基礎とした機能性パイ共役複素環化合物の合成生体イメージングプローブの開発もテーマとして研究を進めています。
平成30年度研究室紹介内容(pdf版)
2018_ohe